■とりあえず種子島にいこう

泣いて
そんで全部捨てて
ゼロから全てを考え直したい

あの人への恩返しも
できなかった仕事も
大切な人を大切にすることも

そんで
最後の一滴まで私を使い切ってくれるところに行きたい
私はそうさせまいとして
一生頑張りつづける

■わたしは逃げて

逃げて、
逃げて、
逃げて、
逃げて、
逃げて、
逃げて来た。

頑張るってどうするんだろう
逃げないってどうすれば
向き合う
勇気を出す

■これは、良いんじゃないのかな

今までの私がいかに"嘘"だったか

ずっと
うまく話したい
うまく話したい
と思ってきたけど、
そうやってずっと戦闘体制じゃ幸せになれるはずないよね。

リラックスしてるわたしが話してる
それだけで、理想の自分だと思えて涙が出た

リラックスしたーーい！
リラックスさせたーーい！

■助かる

可能性が見えた
落胆、どころか、希望が見えた

一人で崖を登ってた
助けを求めてもいいの？
そんなルール知らなかった
助けを求めるのは私のわがままだと思ってた
普通みんな一人で登るものだと
でも必死で誰かを呼び寄せる作戦を練った
だんだん崖を登る事にも長けてきながら
わがままだと思いながら
ルール違反を覚悟していた

どうなるか
変わるのか
変わんないのか
明日
明日だ





言い訳しなくても、受話器越しの私は正真正銘患者みたいだった
優しい女性の声がふわふわとくすぐったかった

■みんな正義じゃない

すべての人が自分のお話の中での主人公なら、
誰かのお話の中での悪役でもあるはずだ

わたしは悪だった
わたしの物語ですら正義になれない

悪だとわかっていれば悪にはならないけれど
正義と信じていればそれを貫き通す

それは正義ではなかった
わたしはみんなのお話の中で悪だった