新しいものなんて、欲しがるようなもんじゃない。
そう思いました。
人は、生きものは、はかない。
とはよく言いますが、
機械だってはかないものですね。
潜水なんか、ひとより劣る。
すぐ溺れてしまう、かなづちです。
というわけで、私も相棒を溺死させてしまったわけです。
ごめんなさい、苦しかったね。
まあ彼の話はおいておいて、
人はすぐ、新しいものを欲しがります。
新作のあーだこーだ。
今年流行のどーのこーの。
ブランド品で高級品で、それでいてたくさん買える安いもの?
麗しき欲求の矛盾ではございませんか。
むだです、むだです。
だって無茶ですもの。
新しいものなんて、どれだけたくさんあるでしょう?
ひっきりなしに入れ替えて、何の意味があるでしょう?
私たちは、猫じゃらしを追いかけつづける猫ではありませんか?
(だって、新しいものを捕まえたと思ったら、すでに更に新しいものができてしまっているのですから。)
私の考えでは、一番新しいものを捕まえる方法がひとつだけあります。
それは、今あるものを、極限まで使い続けることです。
新しいものを手に入れることを、極限まで待つことです。
そうすれば、なんだか「新しいもの」という爽やかさが私には好ましいのですが…。
どうでしょう?
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